
X-passはアルテリア・ネットワークス株式会社が提供するIPv6 IPoEの接続サービスです。楽天ひかりやenひかり等のサービスがあり、高速インターネット通信を実現できます。
Yamaha RTX1300はX-passに対応しており、ファームウェアのバージョンを23.00.05以上にアップデートすると、Webの管理画面から設定でき(可変IPまたは固定1IPの場合)、とても簡単です。
- 操作環境:
- OS:Windows11
- Webブラウザー:Edge
- 対象機器:RTX1300
ファームウェアアップデート
WebブラウザーよりYamaha RTX1300の管理画面にサインインします。

操作PCがインターネットに接続できる状態であれば、インターネット経由でのアップデートがお手軽です。
[管理]を選択し、[保守>ファームウェアの更新]を選択します。
[ネットワーク経由でファームウェアを更新]の[ダウンロード先のURL]が[ヤマハのWebサイト]であることを確認し(そうでない場合は[設定]から変更)、[進む]を選択します。

更新可能なリビジョンが表示されたら、[実行]を選択します。

[同意する]ボタンを選択します。

アップデートが完了すると、メッセージが表示されます。指示に従い、Yamaha RTX1300を再起動します。

再度管理画面にサインインし、ダッシュボード画面の[ファームウェアRev]が更新されていれば、アップデートできています。

- RTX1300ファームウェアリリースノート:
Rev.23.00: release note for YAMAHA RT-Series firmware - RTX1300ファームウェア配布ページ:
firmware release for YAMAHA router series
LAN設定
[詳細設定]を選択し、[LAN>フレキシブルLAN/WANポート]を表示します。
初期状態ではポート1~8がLAN1,ポート9がLAN2,ポート10がLAN3となっています。
この例では、10GbpEに対応しているポート9にONUを接続し(WAN側)、ポート10にスイッチを接続し(LAN側)、ポート1~8はポート10と同じLANを想定し、ポート10をLAN3からLAN1に変更します。

続けて[LAN>IPアドレス]の設定を確認します。LAN1のみインターフェースIPが割り当てられていれば問題ありません。

プロバイダー接続設定
[プロバイダー接続]を選択し、[新規作成]の[接続種別]にて[IPv6 IPoE接続(LAN2)]を選択し、[新規]ボタンを選択します。

[ひかり電話の契約]は実際にひかり電話を使用しない場合でも[契約している]を選択します。
[IPv4 over IPv6 トンネルの設定]は[使用する]を選択します。

[サービス]は[クロスパス(Xpass)]を選択し、[契約内容]は回線サービス事業者から提示された接続情報を入力してください。
この例では固定IP1個のサービスの情報を入力しています。
[インターフェースID]は1で問題ありません。

[DNSサーバーの設定]や[IPフィルターの設定]はネットワーク要件にもよりますが、単にインターネット接続を行うだけであればデフォルト設定で問題ありません。

[設定の一覧]に設定内容が表示され、接続状態が接続中(緑の矢印)になれば問題ありません。

接続不可時の確認(参考)
Yamaha RTX1300設定後、設定誤りがないにもかかわらずインターネット接続できない場合、ONU(回線終端装置)を再起動することで解消することがあります。
私はYamaha RTX1300の再設定を行うことが数回あったのですが、いずれも再設定直後はインターネットに接続できず、ONUを再起動することで解消しました。
おわりに
Yamaha RTX1300のX-pass設定はもともとCLIで実施できます。ファームウェアのバージョンを23.00.05以上にアップデートすることで、Webの管理画面からも実施できるようになります(可変IPまたは固定1IPの場合) 。 Webの管理画面から簡単に設定できるようになり、X-pass導入のハードルが下がりました。
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