IT Hands-on Lab

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【PRTG Network Monitor】Teams通知設定

PRTG Network MonitorからのTeams通知設定

以前、エージェントレスのネットワーク監視ツール「PRTG Network Monitor」の記事の中で、WebhookによるSlackへの通知設定を紹介しました。
今回は追加情報として、Teamsへの通知設定とTeamsのIncoming Webhook廃止予定について紹介します。
  • ツール導入環境:
    • OS:Windows11
    • Webブラウザー:Edge
  • ツール名:PRTG Network Monitor 24.2 → 24.3(2024/10/21更新)
  • Teams環境:組織・学校用のTeams
    *個人用Teamsですと機能しません

 

 

Teams通知用チャネル用意、Incoming Webhook有効化

*この手順は今後使用できなくなります(詳細はこちら)。新しい手順はこちらをご覧ください

組織・学校用のTeamsに[IT管理]チームを作成します。

図表1-1 Teams チーム作成

図表1-1 Teams チーム作成

 

[IT管理]チーム上に通知用のチャネルを作成します。
その際、[チャネルの種類]は[標準]を選択します([非公開]を選択すると、Incoming Webhookの通知先として指定できないため)。

図表1-2 Teams チームへのチャネル作成

図表1-2 Teams チームへのチャネル作成

 

左メニューの[アプリ]を選択し、検索欄に[webhook]と入力し、[Incoming Webhook]が表示されたら、[追加]を選択します。
[チームに追加]を選択します。

図表1-3 Incoming Webhook追加へ

図表1-3 Incoming Webhook追加へ

 

図表1-2で作成したチャネルを選択し、[コネクタを設定]を選択します。

図表1-4 通知先チャネル選択

図表1-4 通知先チャネル選択

 

Webhook名を入力し、[Create]を選択します。
Webhook URL横のコピーアイコンを選択して値を控えておき(次の工程で使用します)、[Done]を選択します。

図表1-5 Webhook作成,URL確認

図表1-5 Webhook作成,URL確認

 

PRTG Network MonitorのTeams通知有効化

PRTG Network Monitorの管理画面にログインし、上メニューの[設定]を選択し、[通知テンプレート]を選択します。

図表2-1 PRTG 通知テンプレートメニューへ

図表2-1 PRTG 通知テンプレートメニューへ

 

以前Slack通知を設定したテンプレートを選択し、Teams通知の設定を追加することにします。

図表2-2 PRTG 通知テンプレート選択

図表2-2 PRTG 通知テンプレート選択

 

[Microsoft Teamsのメッセージを送信]をオンにし、ウェブフックのURL欄に前の工程の最後にコピーしたURLをペーストし、[保存]を選択します。

図表2-3 PRTG Teams通知の設定

図表2-3 PRTG Teams通知の設定

 

Teams通知確認

監視対象機器の状態が変わったとき、Teamsに通知がくるようになります。

図表3-1 PRTGからのTeamsへの通知イメージ

図表3-1 PRTGからのTeamsへの通知イメージ

 

TeamsのIncoming Webhook廃止

ここまでIncoming Webhookを使用したTeams通知の設定を紹介しましたが、公式記事(スクショはその日本語訳)によると、これが2025年12月で全面廃止されるようです。

図表4-1 TeamsのImcoming Webhook廃止に関する公式記事

図表4-1 TeamsのImcoming Webhook廃止に関する公式記事

 

Incoming WebhookだけでなくOffice 365コネクタすべてが廃止対象ということなので、影響が大きいですね。
同じ画面の下の方に、WorkFlowsアプリへの移行方法が紹介されていました。

図表4-2 Officeコネクタ廃止に伴う移行に関する公式記事

図表4-2 Officeコネクタ廃止に伴う移行に関する公式記事

 

2024/10/21追記:PRTG Network Monitorアップデート

PRTG Network Monitorのバージョン24.3以降がTeamsのIncoming Webhook廃止後の仕様に対応しました(公式記事)。

図表5-1 PRTG v24.3以降 Teams通知の設定方法に関する公式記事

図表5-1 PRTG v24.3以降 Teams通知の設定方法に関する公式記事


参考までアップデート方法を紹介します。
アップデート直後にPRTGのサービス再起動を要しますこと、ご承知おきください。

 

PRTG Network Monitorに管理者でログインし、上メニュー一番右の[設定>自動アップデート>ステータス]を選択します。
[最新のアップデートとダウンロードをチェックする]を選択・実行後、[アップデートをインストール]を選択します。

図表5-2 PRTG アップデートの取得と導入

図表5-2 PRTG アップデートの取得と導入

 

インストールの確認メッセージが表示されたら、[はい、今すぐアップデートします]を選択します。
サービス再起動後、 PRTG Network Monitorのログイン画面が表示されるまで待ちます(5-10分程度)。

図表5-3 PRTG アップデート導入の続き

図表5-3 PRTG アップデート導入の続き

 

こちらは参考情報です。
PRTG管理画面の一番右の[設定>自動アップデート>設定]を選択すると、インストールを自動的に行える設定に変更できます。

図表5-4 PRTG 自動アップデートの有効化設定

図表5-4 PRTG 自動アップデートの有効化設定

 

2024/10/21更新:Teams通知のWorkFlowsアプリ移行

【2024/10/21更新】
公式の記事を参考にWorkFlowsアプリへの移行を試してみました。ただし、この記事の投稿時点では、正しく機能していないため、Teams通知の適用を検討されている場合は参考程度にご覧ください。
通知用のチャネルを右クリックし、[ワークフロー]を選択します。

図表6-1 Teams ワークフロー選択

図表6-1 Teams ワークフロー選択

 

[Webhook要求を受信するとチャネルに投稿する]を選択します。
フローの名前を入力し、[次へ]を選択します。

図表6-2 Teams ワークフロー設定(テンプレート選択,名前)

図表6-2 Teams ワークフロー設定(テンプレート選択,名前)

 

通知先のチームとチャネルを選択し、[ワークフローを追加する]を選択します。
URL横のコピーアイコンを選択して値を控えておき(この後、PRTGの通知設定で使用します)、[完了]を選択します。

図表6-3 Teams ワークフロー設定(チャネル選択,URL確認)

図表6-3 Teams ワークフロー設定(チャネル選択,URL確認)

 

PowerAutomateにフローが追加されているので確認します。

 

Webブラウザーよりマイアプリ画面にアクセスし、[PowerAutomate]を選択します。
左メニューの[マイフロー]を選択すると、追加されたフローが表示されます。なお、フロー名を選択すると、実行履歴の確認やフローの編集等を行うことができます。

図表6-4 PowerAutomate 追加されたフローの確認

図表6-4 PowerAutomate 追加されたフローの確認

 

PRTG Network Monitorの管理画面にログインし、[設定>通知テンプレート]から工程2で設定したテンプレートを編集します。
[MicrosoftTeamsのメッセージを送信]の[TeamsウェブフックのURL]を図表6-3でコピーしたURLに置き換えます。
【2024/10/21更新】ても通知テストでエラーが出てしまいました。こちらはIncoming Webhook用のURLのため、機能しないものと推測します。

図表6-5 PRTG Teams通知の設定変更

図表6-5 PRTG Teams通知の設定変更

 

【2024/10/21更新】同じ画面の[HTTPアクション実行]をオンにして色々と試してみましたが、通知テストでエラーが出てしまいました。
設定方法が悪いのか、今のPRTGでは機能しないのか、よくわかりません。ペイロード欄はx-www-form-urlencoded形式のみ対応しているということで、Teams側のJ-SON形式(階層構造)のデータ渡しにも対応していないのかなとも思いました。

 

【2024/10/21更新】画面は移行後のTeams通知です。内容は従来と同じです。

図表6-6 PRTGからのTeamsへの通知イメージ

図表6-6 PRTGからのTeamsへの通知イメージ

 

おわりに

中途半端な記事になってしまい申し訳ありません。Imcoming WebhookによるTeams通知は近いうちに使用できなくなることと、公式サイトの提案する移行方法では手軽に移行できないことだけご認識いただければと思います。試行錯誤するのは時間が勿体ないので、Slackやメール等、別の方法で通知する方が良いかもしれません。
今後、もし従来のImcoming Webhook以外の方法でTeamsへの通知ができるようになったら、この記事に追記したいと思います。

【2024/10/21更新】Imcoming WebhookによるTeams通知の廃止を受け、PRTG Network Monitorのバージョン24.3以降が新しい仕様に対応するようになりました。以前からTeamsのIncoming Webhookによる通知機能を使用している場合は、2025年12月末までの移行が必要です(TeamsのWorkflow設定、PRTG Network Monitorのアップデートおよび通知設定のWebhookURLの変更)。この記事が移行の参考になれば幸いです。

 

 

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