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【Synology NAS】初心者向け 初期設定2

【Synology NAS】初心者向け 初期設定2

前の記事の続きになります。
Synology NAS(DiskStationシリーズ)を初めて取り扱う方向けに、最低限必要な初期設定について紹介します。
Synology NASは台湾のNASメーカーSynology社の製品で、単なるファイルサーバーとしての用途に留まらず、様々な活用方法があります。
  • 操作環境
    • OS:Windows11
    • Webブラウザー:Edge
  • 対象機器:Synology DS416(DSM7.1.1/HDD×3/RAID-5)

 

 

共有フォルダー設定、操作確認

共有フォルダー設定

DSMデスクトップ画面の[File Station]を選択します。利用可能な共有フォルダーがない場合、画面のように作成を促されますので、[OK]を選択します。

図表5-1 共有フォルダー設定(File Station初回起動)

図表5-1 共有フォルダー設定(File Station初回起動)

 

フォルダーの[名前]を入力します。複数のボリュームを用意した場合はフォルダーの[場所]を選択(この例ではボリュームは一個だけのため初期選択値で良い)します。必要に応じて表示やごみ箱に関する設定を調整し、[次へ]を選択します。

図表5-2 共有フォルダー設定(基本情報)

図表5-2 共有フォルダー設定(基本情報)

 

必要に応じて暗号化に関する設定を調整し、[次へ]を選択します。

図表5-3 共有フォルダー設定(暗号化)

図表5-3 共有フォルダー設定(暗号化)

 

設定内容を確認し、[次へ]を選択します。

図表5-4 共有フォルダー設定(設定確認)

図表5-4 共有フォルダー設定(設定確認)

 

共有フォルダーに対するアクセス権を確認し、[適用]を選択します。この例では前の記事の工程2で設定した管理者アカウントにてアクセスできる状態にしています。

*後からユーザーの追加・削除やアクセス権の変更も可能です

図表5-5 共有フォルダー設定(ユーザー許可)

図表5-5 共有フォルダー設定(ユーザー許可)

 

[コントロールパネル>共有フォルダ]画面が開き、作成した共有フォルダが表示されます。
[コントロールパネル]は閉じて問題ありません。

図表5-6 共有フォルダー設定(コントロールパネル起動)

図表5-6 共有フォルダー設定(コントロールパネル起動)

 

[File Station]に戻ると、作成した共有フォルダーが表示されます。

図表5-7 共有フォルダー設定(再びFile Stationへ)

図表5-7 共有フォルダー設定(再びFile Stationへ)

 

Web画面での操作確認

作成した共有フォルダーにファイルをアップロードしてみましょう。


[File Station]の共有フォルダーにて[アップロード]を選択すると、操作PCからファイルをアップロードできます。

図表5-8 DSMでの操作確認(ファイルアップロード)

図表5-8 DSMでの操作確認(ファイルアップロード)

 

アップロードしたファイルを選択して右クリックすると、エクスプローラーと同じようなファイル操作ができます。この例のように画像や動画であれば、[プレビュー]もできます。

図表5-9 DSMでの操作確認(ファイル操作の確認)

図表5-9 DSMでの操作確認(ファイル操作の確認)

 

[プレビュー]ウィンドウが起動し、画像や動画のプレビューができます。

図表5-10 DSMでの操作確認(ファイルプレビュー)

図表5-10 DSMでの操作確認(ファイルプレビュー)

 

エクスプローラーでの操作確認

共有フォルダーでの操作方法に関して、これまでWeb画面での扱いを紹介しましたが、ここからWindowsのエクスプローラーからの扱いを紹介します。

 

エクスプローラーからアクセスする場合、アドレスバーにNASのIPアドレスを直接指定するか、NASの名前を指定します。後者のアドレスは[コントロールパネル>ファイルサービス>SMB]の画面下部にて確認できます。

図表5-11 エクスプローラーでの操作確認(パス確認)

図表5-11 エクスプローラーでの操作確認(パス確認)

 

エクスプローラーのアドレスバーに前の手順で確認したNASのアドレスを入力し、[Enter]キーを押します。
ネットワークの資格情報の入力を求められたら、共有フォルダーにアクセスできるユーザーのユーザ名とパスワードを入力し、[OK]ボタンを押します。

図表5-12 エクスプローラーでの操作確認(パスへのアクセス)

図表5-12 エクスプローラーでの操作確認(パスへのアクセス)

 

認証が通れば、共有フォルダーにアクセスできます。
なお、共有フォルダーを選択した状態で右クリックして[クイックアクセスにピン留めする]を選択しておくと、次回以降アクセスが楽になります。

図表5-13 エクスプローラーでの操作確認(アクセス結果)

図表5-13 エクスプローラーでの操作確認(アクセス結果)

 

 

 

ユーザー設定

NASを他のユーザーにも使わせる場合、そのユーザーを登録しておきましょう。


DSMデスクトップ画面の[コントロールパネル]を選択し、[ユーザーとグループ]を選択します。

図表6-1 ユーザー設定へ

図表6-1 ユーザー設定へ

 

[ユーザー]タブの[作成]を選択し、[ユーザーを作成]を選択します。

図表6-2 ユーザーの設定(ユーザーの作成へ)

図表6-2 ユーザーの設定(ユーザーの作成へ)

 

[ユーザー情報を入力]画面では、対象ユーザーの[名前]、[電子メール]、[パスワード](二箇所)を入力し、[次へ]を選択します。

*パスワードポリシーを見直したい場合は、予め[詳細]タブで設定変更します

[グループの結合]画面では、対象ユーザーが単に共有フォルダを利用する一般ユーザーなら、[users]グループのみ選択し、[次へ]を選択します。

図表6-3 ユーザーの設定(ユーザー情報,グループの結合)

図表6-3 ユーザーの設定(ユーザー情報,グループの結合)

 

[共有フォルダの情報を割り当てる]画面では、付与したいアクセス権(この例では読み取り/書き込み可)を選択し、[次へ]を選択します。
[ユーザークォーターの割当]画面では、特に要件がなければそのままで構いません。

図表6-4 ユーザーの設定(共有フォルダ権限,ユーザクォーター割り当て)

図表6-4 ユーザーの設定(共有フォルダ権限,ユーザクォーター割り当て)

 

[アプリケーション権限の割り当て]画面と[ユーザー速度制限の設定]画面は、特に要件がなければそのままで構いません。

図表6-5 ユーザーの設定(アプリ権限,ユーザ速度制限)

図表6-5 ユーザーの設定(アプリ権限,ユーザ速度制限)

 

[設定の確認]画面で設定内容を確認し、[完了]を選択します。
最初の一覧画面に作成したユーザーが追加されました。

図表6-6 ユーザーの設定(設定確認,ユーザ一覧確認)

図表6-6 ユーザーの設定(設定確認,ユーザ一覧確認)

 

追加したユーザーのメールアドレス宛にNASへの招待メールが届いています。

図表6-7 作成したユーザーへの招待メール

図表6-7 作成したユーザーへの招待メール

 

メール通知設定(任意)

NASのシステムエラー等を検知できるよう、メール通知の設定を行います。
DSMデスクトップ画面の[コントロールパネル]を選択し、[通知]を選択します。

図表7-1 メール通知設定へ

図表7-1 メール通知設定へ

 

[電子メール通知を有効にする]のチェックボックスにチェックをつけます。送信者のサービスプロバイダーを選択し(この例ではGmail)、使用するGmailアドレス(Synology管理者の保有しているGmail等)でサインインします。

図表7-2 メール通知設定(有効化,送信者設定)

図表7-2 メール通知設定(有効化,送信者設定)

 

[同意]を選択します。

図表7-3 メール通知設定(有効化の同意確認)

図表7-3 メール通知設定(有効化の同意確認)

 

[受信者のEメールアドレス]を入力し(通知メールを受信したいSynology管理者の保有しているGmail等)、[適用]を選択します。

図表7-4 メール通知設定(受信者設定)

図表7-4 メール通知設定(受信者設定)

 

パッケージセンターのパッケージ導入(任意)

DSMデスクトップ画面の[パッケージセンター]に初めてアクセスすると、サービス規約が表示されます。規約を読んだらチェックボックスにチェックをつけ、[OK]を選択します。

図表8-1 パッケージセンターの初回アクセス

図表8-1 パッケージセンターの初回アクセス

 

左メニューの[すべてのパッケージ]を選択すると、使用可能なパッケージが表示されます。ここから適宜パッケージをインストールできます。
ここでは最低限の設定ということで、[Antivirus Essential]をインストールします。

図表8-2 パッケージセンター(パッケージインストール)

図表8-2 パッケージセンター(パッケージインストール)

 

インストールが完了したら、[開く]を選択します。

図表8-3 パッケージセンター(パッケージ起動)

図表8-3 パッケージセンター(パッケージ起動)

 

左メニューの[予定スキャン]を選択し、[作成]よりスキャンのスケジュール設定を行います(この例では毎週日曜日の12時からフルスキャンを実施)。

図表8-4 パッケージセンター(パッケージ設定)

図表8-4 パッケージセンター(パッケージ設定)

 

左メニューの[概要]を選択すると、スキャン状況を確認できます。

図表8-5 パッケージセンター(パッケージ動作確認)

図表8-5 パッケージセンター(パッケージ動作確認)

 

おわりに

Synology NASは台湾企業の製品ですが、日本語に対応したナレッジセンター公式YouTubeに分かりやすい紹介記事が多く掲載されており、NASを初めて導入する方でも扱いやすいです。
今回はファイルサーバーとしての最低限の機能だけを紹介しましたが、運用し始めた頃に操作で戸惑った機能や便利な機能について、今後の記事で紹介予定です。

 

 

当ブログ内の連載記事

elmgrn.hatenablog.com