IT Hands-on Lab

小規模組織向けIT環境の構築・運用に役立つ情報を、ハンズオン形式で紹介しています。

【Hyper-V×Ubuntu】WindowsPCへのLinux環境構築

WindowsPCのHyper-Vを使ったUbuntu環境構築

WindowsPC上でMicrosoft社が提供する仮想化ツール「Hyper-V」を使用できるようにし、Linux OSの一つである「Ubuntu」の環境を構築する方法を紹介します。
普段使用しているWindowsPC上で、開発や検証等のためにLinuxの環境も使用したい場合、この方法が参考になるかと思います。
  • 操作環境:Windows11 Pro
  • 仮想環境:Hyper-V, Ubuntu LTS 22.04


【2024/10/08追記】

公式記事の通り、操作環境がHomeエディションの場合、Hype-Vはインストールできません

*操作環境がHomeエディションの場合、Hyper-Vの手動インストールが必要です

 

 

Hyper-V有効化

タスクバーの検索欄に[hyper]と入力し、[Windowsの機能の有効化または無効化]が表示されたら、[開く]を選択します。

図表1-1 Hyper-V有効化(Windows機能の有効化または無効化機能)へ

図表1-1 Hyper-V有効化(Windows機能の有効化または無効化機能)へ

 

[Hyper-V]を探してこれにチェックを付け、[OK]を選択します。
【2024/10/08更新】[Hyper-V]が見つからない場合、手動インストールが必要です。手順は冒頭の「操作環境」の*印のリンク先を参考にしてください。

図表1-2 Hyper-V有効化

図表1-2 Hyper-V有効化

 

Hyper-Vの有効化が完了すると、PC再起動を促されます。[今すぐ再起動]を選択します。

図表1-3 Hyper-V有効化完了,PC再起動

図表1-3 Hyper-V有効化完了,PC再起動

 

Hyper-V管理者設定(一般ユーザー利用時)

ローカル管理者権限を持たない一般ユーザーにHyper-Vの設定や仮想マシンの起動・停止を行わせる場合、そのユーザーにHyper-V管理者の権限を付与する必要があります。


タスクバーのWindowsアイコンを右クリックし、[コンピューターの管理]を選択します。

図表2-1 一般ユーザーのHyper-V管理者化(コンピューターの管理機能)へ

図表2-1 一般ユーザーのHyper-V管理者化(コンピューターの管理機能)へ

 

左ツリーで[コンピューターの管理>システムツール>ローカルユーザーとグループ]を選択し、[Hyper-V Administrators]を右クリックして[グループに追加]を選択します。

図表2-2 一般ユーザーのHyper-V管理者化

図表2-2 一般ユーザーのHyper-V管理者化

 

[追加]を選択し、Hyper-V管理者の権限を付与したい一般ユーザーを選択し、[OK]を選択します。
ここでHyper-V管理者の権限を付与した一般ユーザーは、次の工程以降の作業を実施できるようになります。

図表2-3 一般ユーザーのHyper-V管理者化の続き

図表2-3 一般ユーザーのHyper-V管理者化の続き

 

Hyper-V上へのUbuntu環境作成

タスクバーの検索欄に[hyper]と入力し、[Hyper-Vマネージャー]が表示されたら、[開く]を選択します。

図表3-1 Hype-Vマネージャー起動

図表3-1 Hype-Vマネージャー起動

 

左ツリーのコンピューター名を右クリックし、[クイック作成]を選択します。

図表3-2 クイック作成へ

図表3-2 クイック作成へ

 

[Ubuntu 22.04 LTS]を選択し、[仮想マシンの作成]を選択します。

図表3-3 仮想マシン作成

図表3-3 仮想マシン作成

 

仮想マシンの作成が完了するまで待ち、完了したら[接続]を選択します。

図表3-4 仮想マシン作成完了

図表3-4 仮想マシン作成完了

 

Ubuntu環境起動、初期設定

仮想マシンのデスクトップ画面が表示されたら、[起動]を選択します。

図表4-1 初期設定開始

図表4-1 初期設定開始

 

起動モジュールの選択画面が表示されたら、[Ubuntu]を選択し、[Enter]キーを押します。

図表4-2 Ubuntu選択

図表4-2 Ubuntu選択

 

[ようこそ]画面で、言語を適宜選択し(この例では日本語)、[続ける]を選択します。
[キーボードレイアウト]画面で、PC環境に合わせて適宜選択し(この例では二箇所ともJapanese)、[続ける]を選択します。

図表4-3 Ubuntu初期設定(言語,キーボード)

図表4-3 Ubuntu初期設定(言語,キーボード)

 

[どこに住んでいますか?]画面で、地域を適宜選択し(この例ではTokyo)、[続ける]を選択します。
[あなたの情報を入力してください]画面で、Ubuntu環境にログインするためのユーザー名とパスワード(二箇所)を適宜入力し、[続ける]を選択します。

図表4-4 Ubuntu初期設定(場所,ユーザー情報)

図表4-4 Ubuntu初期設定(場所,ユーザー情報)

 

図表4-3,4の設定を踏まえて処理が行われますので、完了するまで待ちます。
仮想マシンのデスクトップ画面が更新され、デスクトップサイズを適宜調整し、[接続]を選択します。

図表4-5 Ubuntu初期設定(完了待ち,画面設定)

図表4-5 Ubuntu初期設定(完了待ち,画面設定)

 

図表4-4の右側の画面で設定した、Ubuntu環境にログインするためのユーザー名とパスワードを入力し、[OK]を選択します。

図表4-6 Ubuntuログイン

図表4-6 Ubuntuログイン

 

[Welcome to Ubuntu]画面が表示されますので、必要に応じて設定またはSkipします。

図表4-7 Ubuntu初回ログイン直後の画面

図表4-7 Ubuntu初回ログイン直後の画面

 

[Welcome to Ubuntu]画面を一通り確認すると、Ubuntuのデスクトップ画面が表示されます。環境構築はこれで完了です。

図表4-8 Ubuntuデスクトップ画面

図表4-8 Ubuntuデスクトップ画面

 

Ubuntu環境停止、無反応時の対処方法(参考)

Ubuntu環境を停止したい場合は、[Hyper-Vマネージャー]画面の対象マシンを右クリックし、[停止]を選択します。

図表5-1 Ubuntu環境の停止方法<

図表5-1 Ubuntu環境の停止方法

 

仮想デスクトップ上で反応がなくなってしまった場合、[基本セッション]のアイコンを選択すると、復活することがあります。
それでも改善しない場合は、[Hyper-Vマネージャー]画面上で仮想マシンの停止⇒起動を実施します。

図表5-2 Ubuntu環境で反応がない時の対処

図表5-2 Ubuntu環境で反応がない時の対処